わたしについて

リート歌手 (ソプラノ)

宮代コール・フロー女声合唱団指導指揮者

男声合唱団みやしろ指導指揮者
宮代混声合唱指導指揮者 
三世代童謡協会会員
2025年こども童謡コンクール東京大会審査員

音楽は、いつも暮らしの中に息づいていました。声楽を父・中村武男 (1932年生~2010年没)、ピアノは母・中村陽子に手ほどきを受け、武蔵野音楽大学附属高等学校、同大学声楽学科を卒業後、演奏活動を始める。

ジョイント・リサイタルへの出演や、自主企画公演を開催する中で、在学中に師事したモーツァルテウム音楽大学教授リーゼロッテ・エッガー氏の薦めにより、オーストリア・ザルツブルクへ留学。国立モーツァルテウム音楽大学および州立ブルックナー音楽院にて、声楽、リート・オラトリオ、オペラ、合唱指揮の各科に籍を置き、ヨーロッパに脈打つ伝統と芸術文化に深く触れる日々を過ごす。ザルツブルク州立劇場や祝祭大劇場にて、合唱団メンバーとして芸術祭に参加。フランチスカーナ教会でのオルガニスト・グフレーラー氏との共演によるソリスト、イタリア・フィレンツェの教会ミサ、インスブルック・マリア・アム・ゲシュターデ教会での「復活祭の日曜日」にソリストとして出演する(インスブルックオーケストラと共演)など、宗教音楽と共にある演奏の本質を知る貴重な機会にも恵まれた。また、モーツァルト住家や欧日協会主催の演奏会に多数出演し、様々な文化的背景を持つ人との出会いを通して、音楽の普遍的な奥深さを実感する。

帰国後は、東京都世田谷区を拠点に、二人の子育てと並行して松伏高等学校音楽科声楽科の非常勤講師を務める。2007年~2018年にかけては、神奈川大学混声合唱団クール・アンジェの常任指揮者として、卒業・入学式を含む年間6回以上の公演を指導・企画する他、チャリティーやクリスマスの訪問演奏、作曲家による新作初演、バレエやオペラ団体との共演等の機会もいただき、学生の個性豊かな、また、素直な心に寄り添い、多様な声が共鳴し合う“声”という楽器の壮大な響きに力を注ぐ。合唱コンクール銀賞、銅賞受賞、BS-TBS『日本名曲アルバム』への出演を果たす。                                 

木下記念日本歌曲研究会の代表であり、木下保(1903~1982)先生のご長女であられる坂上昌子(1936年~)先生のご指導のもと、門下生によるアンサンブル《沙羅の会》の一員として演奏会に出演。“やまとことば”の繊細な響きと情感を重んじた発声・表現を学ぶ。故・木下保先生のご生前のご住居(1940年~民芸建築家山田醇)「木下記念スタジオ」にて行われた演奏会にも多数出演の機会を賜る。木下保先生と信時潔氏の、師弟関係を越えた美しい日本語と音楽の融合、新しい音楽の創造を志された精神に触れながら、信時作品を中心とした『2007年信時潔(1887~1965)生誕120年記念演奏会』~『珠玉の作品の数々~』、『信時作品を歌い継ぐ~』に出演する。2011・2012年には、世界的ソプラノ歌手エディタ・マティス氏(1938~2025)の来日に際し、空港の出迎えからレッスン、滞在中の通訳を担当。

2016年より埼玉県在住、地域合唱団や発声講座の指導兼伴奏ピアニスト、2022年から宮代コールフロー女声・男声合唱団みやしろ・混声合唱の指導指揮をつとめている。

歌うことは、私たち自身を癒し、支える力を持っている。より自然な呼吸や身体の状態を探求しながら、音楽が人生に豊かに寄り添い、言葉を越え、国を越え、ときに人を力強く導いてくれる「生きた芸術」であると信じて、分かち合い、これからもライフワークとして活動を続けてまいります。